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数年前に当社が代理店をやっていた2大アメリカンギターですね。どちらも当時話題にしていただきました。
左:FritzBros.RoyBuchananモデルはなんといってもジョージ・ハリスンが日本公演時期にお気に入りでしたし、ゲイリー・ムーアやバングルス、数多くのスタジオミュージシャン、カントリー系の人達が使っていました。 右:モザーギターはドゥウィージル・ザッパはじめとするLAのロックミュージシャンに人気でした。

Roger Fritzの革新性はいたるところに見られました。一見すると数多くのテレキャスターフォロワーと変わりないですが、パテントを取ったオリジナルナットをはじめ、独特のサーキットや重厚な木部の作りからEMGを使っているにもかかわらずファットな暖かい音色とパワー、バリエーションを備えた素晴らしいギターでした。

このギターとの出会いは88年のNAMMショウに遡ります。メジャーメーカーの巨大ブースがひしめくコーナーの脇に、ガレージメーカーが数多く点在する面白いコーナーがあります。何かユニークなものを探してフラフラしていたところ、個人的趣味もありこのテレキャスターベースのギターを数本だけ展示しているブースに目を惹かれ、シンプルなモノクロのブロウチャーを持ち帰った事が全ての始まり。日本に帰国してからも忘れられず、何とか色々なアメリカのルートを駆使して製作者:RogerFritz氏にコンタクトが取れ、熱い気持ちを伝えたところ目出度く当社でやらせてもらう事に。はじめは対外的宣伝文句としては”ロイ・ブキャナン”というネームバリューだけが便りでしたが、個人的にはこのギターの質に非常に心酔していましたのでリスキーではありましたが輸入開始。その後は日本でもとあるプロミュージシャンの方を始め数多くのギタリストの方々に使っていただきました。そしてなんといっても、ジョージ・ハリスンが実際に日本に持ってきた時の感動は忘れられません。

ジョージ・ハリスンやゲイリー・ムーアが使用しはじめたことで一気に大きな評価も戴き、更にジョー・ペリーのオーダーによるアーチド・トップを発売しようという矢先、なんと製作者件オーナーのロジャー自身がGibson社のカスタムショップに引き抜かれてしまい已む無くディストリビューション中止。その後ロジャーはGibson社退社後ナッシュビルに移るのですが、現在連絡取れず・・・・。当社社長が彼の自宅に招待される程の関係になっていたので残念した。

もうひとつのギターメーカーはあの、B.C.Richを興した一人でもあるビルダー、ニール・モザー氏が地元LAのプロミュージシャンを中心にしたカスタムメイドをやるために作ったMOSER Guitars。ごらんの通りの個性的なカスタムグラフィックで話題となりましたが、楽器本来の質が現在のサーやサドウスキーに匹敵するほど物凄く高かったのも印象的でした。FRTメタル系の印象が強くその辺りにスポットが当たらなかったのが残念でした。

もう一人のパートナー”りー・グレイバー”と共に、MoserGuitarsとは別なターゲット向けに、やはりハイエンドカスタムギターをやっていたのがこのGMWギターワークス。ご覧のようにこちらは木部の加工にスポットを当てた超銘木シリーズやエングレイブ(彫刻系)までやっていました。現在でもこの路線を一歩進めた形でLAを中心に超ハイグレードギターメーカーとして活動を続けています。


あぽろん(株)として何を提案すべきか?何が提案できるのか?
当社は新潟という一地方の楽器店という枠を超えて(?)しかし自社の力の範囲でご提案できる、お客様に「良い」と思われる商品・サービスを提供しようと努力して来ている中で、今日までMosriteを始め上記のメーカー、このホームページTOPでも見ていただける現在やっている数社のメーカーなど、結果的に「海外」メーカーの未開の素晴らしい商品をご提案させていただいています。ところが当社がやり始めて評価が定まってきたところで国内の業者が財力と販売ルートのパワーをもって横取りされたことも少なくありません(苦笑)しかし、今までやってきてまず思うのは、「ビジネス」より「楽器・音楽そのもの」に集中すべきではないのか?と言うことです。悲しいかな大メーカー、大会社さんの中には自社のネームバリューのみで「ビジネス」としての楽器取引に重きを置くため、美味しそうな海外ブランド品に手を付けては売れなくなったら即放出してしまい、日本国内で確立できるはずのロイヤリティーを潰してしまうというケースが無きにしも在らずと感じます。もちろんビジネスとしての視点は外せませんが、私達の取り扱う商品は「楽器」であり、人々が音楽を楽しむための大事な道具であるという当然の事を今こそ優先すべきだと思います。正直言って日本では、例えば「ギター」そのものに愛情を持たない人が「ビジネスとしてのギター」を扱っている現状があり、それは悲しいものがあります。。幸いガレージメーカーはそれほど貪欲でなく、又生産ラインも少ない関係上、当社のような規模の会社とも誠意を持った関係を築けるところも多く、紹介のし甲斐があります。それに彼らはまず自分の作るものに愛情タップリで、皆魅力的。当社はこれからもできる範囲で、まだまだ存在する紹介すべきユニークな良い商品を見つけご提案できればと思っています。「だって最近日本の楽器業界って何か面白いものが少ないんだもん!?」 by Webmaster

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