1970年代
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★ダダさん 2013.01.13

70年代の終わり、高2、高3と僕はアポロンに通い詰めていた。店の奥にいくつか椅子が置いてあって、不良でないけど少しできの悪い放課後の高校生がさんちゃんや本間さんと馬鹿話しをして過ごす。
で、予約したスタジオの時間がくると店の隣のスタジオで練習した。デストーションやワウワウで、グシャーン、グシャーンとギターの音を歪ませることが青春のすべてだった。
高2の夏休みにずっとJAの西瓜の集積場でアルバイトして、ためたお金でギブソンの中古のギターをアポロンで買った。笠原大仙大社長がこれはいいぜ、とすすめてくれたが、ジミヘンの真似をしてギターを歯で弾いたり、ぶん投げたりしているうちに壊れていった。
当時、音楽ビデオは日本では皆無だった。そして新潟にはベンチャーズとサンタナしかきてくれなかった。ロイ・ブキャナンが一回来たけど。だから動くロックギタリストなんてみたことない。ましてジミヘンなんて。今もっていたら、そのSG、オールドギターの部類に入るんだろうけど、馬鹿な高校生は、まだ映像もみたことのないジミヘンの真似をしてすごすことが楽しくてしかたなかった。どうもジミヘンは歯でも弾いていたらしい、とミュージックライフに書いてあっただけだ。
のんびりして音楽の情報が少なくて、だからこそ楽しいあぽろんな日々でした。