1943年のヴィンテージ・ギブソン“J-45”を元に、ルシア“Alister Atkin”により再設計された”The 'Forty Three'”モデル。
当初、Buddy Holly Guitar Foundationのプロジェクト（1943年のBuddy HollyのJ-45の完全復刻）の後、そのフィーリングを複製することを目標として製作されたモデルだけに、完璧な状態のヴィンテージ“J-45”といえる枯れた音色、しかしその鳴りはヴィンテージを越える素晴らしい音量で、さらにその後の鳴りを期待させられるポテンシャルを十二分に感じる“余裕”は、評価の高さをうなずかせます。

イギリス国内で圧倒的な評価を得ている“Atkin Guitars”の新しいモデル“Histric”モデルから、30'sの戦前"Pre-war"スタイルのGibson L-1を、ルシア：Alister Atkinの解釈で最高の鳴りを手にしています。スプルース単板トップにマホガニー単板サイド＆バックに、戦前マーチン・スタイルのスキャロップ・X・ブレーシングを採用し、非常に薄い100%ニトロセルロース・ラッカーでフィニッシュされ、驚くべきはその鳴り!!“オープンな鳴り”という言葉が一番しっくりくるほど素晴らしい鳴りと、このサイズならではの若干サスティーンを少なくした泥臭さもあり、そしてビンテージテイストも感じる“L-1”スタイルではこの音色はトップクラスです。

現在イギリスのアコースティックギターメーカーで最も注目される人物と評される“Alister Atkin”が手がけるコレクタブルな限定モデル“Dust Boul”。
ゴールデンエラ＝20's～30'sの戦前"Pre-war"、1929年から始まる世界恐慌が進んだ30年代中期にインスピレーションを得て作られたこのモデルは、スプルース単板トップにマホガニー単板サイド＆バックのスキャロップ・X・ブレーシングの"Atkin"仕様を採用しながら、極シンプルな装飾、ピックガードをつけないオープンな鳴り、V-ネック、つや消しのラッカー塗装、その塗装の感じも古めかしい荒めの塗装の吹き方など、シンプルかつ細かいマニアックなモデルです。

ドレッドノートと同じ645mmのスケールと、OMに比べ若干長いボディを持ったオリジナルシェイプ“AA”を採用したカッタウェイモデル。戦前Martinを基にした“Pre-War”スタイルを踏襲したスキャロップブレーシング、ヘリンボーン仕様です。
アイボロイドバインディングにヘリンボーンを施したルックスはもちろん、自然に焼けたような色合いのTOPには十分寝かせたシトカ・スプルース単板を、サイド＆バックには木目のはっきりしたインディアン・ローズウッド単板を使用。いわゆるハイエンド・ピアノトーンとは違った、洗練されすぎない高級感が魅力的です。
ローズウッドボディですが、約1.8kgと非常に軽量で鳴りも良く、カッタウェイに高音弦側の22フレット仕様も嬉しい♪

戦前“Martin”を意識した【Retro Spective Series】のOM-18モデル!!シトカ・スプルース単板トップに、マホガニー単板のサイド＆バックの1つの究極の組み合わせとも言える王道スペック。一般的ながら上質の木材を使用し、わずか1.8kgの軽量な個体は、低音～高音まで鳴りが良く、洗練された中に若干の田舎くさい雑未がまさに古き良きMartinサウンドを踏襲しています。“Colings”と比較されることの多い“Atkin”ですが、完全なるコピーではなく、独自の解釈＝極フラットなTOP、オリジナルヘッド、ダブルアクション・ロッドなど、現代に使いやすいモデルです。