The Flying Squirrel(TFS)。これは大きい。
残念ながら小さなエフェクトボードには収まりません。
しかし、そもそもそれが目的ではありませんでした。
私が目指したのは、これまでに作り得る限り最大で、最も豊潤で、果実味があり、とろけるように濃厚で、贅沢な倍音をまとうドライブ/ファズペダルを作ることです。
これは“イヤホンで聴く用”のペダルではなく、大型モニターを爆音で鳴らすためのペダルです。
ほかの機材があなたをインスピレーションの枯渇へ追い込むとき、真っ先に手が伸びる存在。
アイデアの“かけら”を“花”へと押し広げる触媒になってくれるでしょう。
大げさな言葉に聞こえるかもしれませんが、“卓越した音”を追い求める戦いをやめた瞬間、私はハンダごてを収めるつもりです。
では、肝心のサウンドはどうか。
もしTBTの極端な設定が“森を切り裂く秋の嵐”だとするなら、TFSは
“ノミに噛まれた凶暴な野犬の群れが、黒板を引っかきながら突き進む” ような存在です。
Foo Fightersの『Run』で、デイヴ・グロールがメインリフにこのプロトタイプを使用してくれたことは、本当に嬉しい出来事でした。
しかし、TFSの歴史はまだ始まったばかり。
TBTがそうであったように、TFSも思いもよらない場面で活躍してくれるだろうという大きな期待があります。
このペダルがどんな騒動を巻き起こすのか──
それはあなた次第です。
Output impedance < 1KOhm Valves: ECC82, ECC83, EL84
Gain, Baxandall-based EQ – “Tail” (bottom), “Teeth” (top) , “Dirt” (output headroom control)
Clean line out level attenuator, Squirrel line out level attenuator
Hi/Off/Lo Boost Switch, Triode/Pentode switch, Fly Switch
240V @ 50HZ, 250mA Voltage switch fitted as standard switchable to 115V @ 60Hz, 500mA
Durable, portable die-cast aluminium enclosure
222mm x 145mm x 102mm (W x D x H)
8 3/4″ x 5 3/4″ x 4″ (W x D x H)
Weight: 2.5KG (5.5lbs)
※仕様および機能は予告なく変更される場合があります。