★各部名称 | ★楽譜の読み方 | ★8ビートの叩き方 | ★ドラムチューニングの基本 |
●チューニングとは・・・ 高価なセットで叩いてもチューニングが悪いと真価が発揮できません。 好みの音・切れの良い音・操作性・テクニック上達、すべてがチューニングをしっかりする事で実現できます。 |
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●チューニングの準備(各種共通) 1.各ボルトをリムに軽く当たる程度まで締める。(ヘッド交換時) 2.チューニングキーを使ってヘッドの張りを均等にするように締めましょう。 この時、ボルトを締める順番は対角線上(図参照)にすること。 3.均等に締める簡単な方法は、各ボルト近辺のヘッドを軽く叩いてみてください。 音程の違い(ピッチ)で判断できます。同じピッチにする事で均等になったことになります。 4.裏も同じ方法でチューニングしていきます。 |
●スネア スネアドラムには各メーカーから色々な種類が発売されています。 サイズ:10インチ〜14インチ 深さ :3インチ〜6インチ1/2 標準といわれるサイズは14"×5"1/2で、どんなジャンルにも違和感なく使えます。 |
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●スネアチューニング 1.基本的にはスネアサイド(裏面)を表より高めに張り、大体の音程はスネアサイド で決めるようにしてから、打面(表面)は音の長さ(サスティン)や 叩いた感じ=フィールを調整するようにすると良い。 スネアには、裏面にスナッピーと呼ばれる部品がついています。 このスナッピーの振動を伝えやすくするために裏のヘッドは表よりも薄いスネアサイド が使用されています。裏面を強く張る理由はこのスナッピーの鳴りにも関係しています。 |
●各種別チューニング 基本的にはどの太鼓も同じ方法でチューニングして行きますが、楽器の持つ特性を生かす方法で進めましょう。 |
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●タム・タム、フロア・タム ■.表・裏のヘッドチューニングを同じにしましょう。 このチューニングが「基本の音」!
■.シェルの深みを表現するには・・・ 1.ヘッド表の調整で「音程」の変化を変える事ができる。 2.裏は深さ(音質・音色)をより変化させる。 例ー2タム・タム、1フロア・タム の場合 タム1:.表より裏を少し強く張る。 タム2: タム1より裏を少し緩める、または強く張る。 フロアタム: 表より裏を緩めに張る。 タム1→タム2→フロアタムの順に叩いてみよう! サスティーンの変化がシェルの深さとして強調されるのが感じられると思います。 |
●バスドラムチューニング
■基本 1.タムと同じように表・裏同じにチューニングして良く鳴る状態にする。 2.テンションを弱く張ると音もソフトになる。 (ペダルを踏み込むとヘッドに沈み込む感覚?) 逆に強く張るとハードなテンションとなります。 自分で色々と試して好みの音と操作性を確かめましょう。 ■テンションを変えずに音を変える方法(図参照) 1.下の2本のロッドを強く張って上に行くにつれて緩く張ってください。 中央部のテンションはほとんど変わらずに音を変える事が可能です。 |
●まとめ ■基本 1.自分が一番操作しやすいセッティングにしよう。 2.チューニングの違いでスティックやビータの跳ね返りの変化や音の違いを実際に体験して 自分の好みの音を見つけてください。 バスドラムでは、ビータコントロールでミュート・サスティーンが思い通りにできれば 色々な表現ができるドラマーになれる・・・はずです? 最初はうまく行かなくても根気強く練習しましょう! |
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