○取扱・管理・保存方法
1.フルートを机等に置く時はキィ部分を上にして置きましょう。
2.市販のメガネ拭きやセーム皮で、楽器に付いた指紋や水分を残さないように拭き取りましょう。
キィは力を入れないでやさしく、なでる程度の力で拭きましょう。
※ガーゼ等を使用して拭くと細かいキズがつきやすいので注意!
3.フルートを使った後は、管内に付いた水分は、そうじ棒にガーゼを巻き付けて拭き取りましょう。
この時にあまり強く拭くとキズがつきやすいので注意。
4.保存は必ずケースに入れて保管すること。(陽の当たる場所や、湿気の多い場所には置かない事)
○演奏する時に注意する事
●基本姿勢 1.立って練習しましょう。 姿勢は背筋を伸ばしてまっすぐ前を見ましょう。 2.フルートに口を近づけるのではなく、フルートを口に近づける様に構えましょう。 3.構えた時、唇とフルートを平行にしましょう。 4.立った姿勢は、足を肩幅くらいに開いて、譜面台に対して右足を後ろに引いて斜めに構えてください。※右図 5.右手を前に出し、顔、フルートと譜面台が平行になるように構えましょう。※右図 6.楽に息を吸うようにしましょう。(口と鼻の両方を使って息を吸い込むようにしましょう) 7.肩に力をいれず、上半身はリラックス、重心を下半身に持たします。下腹に力をいれしっかりと立ってください。 8.下図○は良い姿勢の参考にしてください。 ×はヒジが下がりすぎて肺を圧迫し、無理な呼吸になってしまいます。 |
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★ 頭部管(ヘッド) 音を出してみましょう!
○頭部管のみで音を出してみましょう。
1.両手でヘッドを持ってみる。
2.唇に押しつけず、さわっている程度に構えてください。
3.唇の形は軽く「ウ」の形にしましょう。
4.唇でフルートの歌口をふさぎすぎず、なるべく空けるようにすること。
歌口の縁にさわってい感じ。
5.唇につけて鏡で見ると真横に見えるように構える。
6.音を出します。
・目の前のろうそくの炎をを吹き消すように息をふきこんで下さい。(フーフーと伸ばす感じ)
・次に、トゥという「タンギング(音を響かせ、歯切れの良い音を出す時に必要)をして舌の先が
歯、歯茎、唇等のどこかに触るのを確かめます。
・今度は、「トゥートゥー」と伸ばしてみる。その際に、息の漏れる音(シューシュー)を少なくしてください。