Pantic & Son Guitars from Serbia

Landscape

ゾランが紡ぐギターに映り込む、セルビアの風景

セルビアのギター職人、ゾランが生み出すギターは、年間たったの18本程度。
愛情を込めて一から創り上げるそのギター達は、まさに「愛すべき」と称したくなる、ユニークで優雅な曲線や、独創的で美しい発色をたたえています。

ゾランのギターは、セルビアの風景の中で、その時間や空気をゆったりと感じながら創られます。まるで木に命を吹き込むように、一本一本丹精込めて削り出していきます。

There are only 18 giutars per year produced by Zoran, a Serbian guitar maker. The guitars, that are made from scratch with full of affection, are truly adorable with a unique and elegant curves combined with a luxury original colors.

Zoran guitars are made with the sense of Serbian scenery with it's relaxed time and atmosphere. He carved each with the utmost care, as giving a life to the wood.

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Product

Sweet Cherry

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フルアコ、セミアコ、ピックギター。そしてさらにビザールギターと民族楽器の良いところを組み合わせて造り上げたようなユニークなギター。
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Lily

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フロントピックアップはフルアコのそれほど曇らず、適度な軽さと明るさがあり、様々な音楽に合いそうです。
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Cheeky Green

detail
ダンカンのSMB4+プリアンプという組み合わせながら、出てくる音は至ってベースらしい、むしろエレクトリックアップライト的なアコースティック感。
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メール
apollon5@niigata-inet.or.jp
あぽろんWeb Shop/11:00-19:00
※仕様、価格は製作者の都合により予告なく変更される場合がございます。
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Impression

隠しきれない“ぬくもり”が周囲の空気をつつんでゆく。そんな、サウンド

遠くセルビアから来たゾランからの荷物。
特別にあつらえた手作りの木箱は、それぞれのギターサイズにキッチリと合わせて作ってありました。

手にしてみてまず感じるは「軽い!」ということ。この複雑で優美なスタイルでいてこの軽さを実現するには、相当繊細な加工技術が必要。作品としてのシェイプ、音響的なバランスを考えながらギリギリまで丁寧に削り出しをしていることが容易に想像できます。

ネックシェイプは今風のシュレッドタイプのギターでよくある、完全シンメトリー・フラット指板・精密機械的フレットといった“速さのための形状”とは正反対。裏側に多少厚みがあり、微妙な三角シェイプ。指板は少しアール形状になっており、軽やかに弾ける。・・・しかし、その美しく気持ちの良いフォルムと質の高い音に、なんだか一音一音を大事に奏でたい気にさせられるのです。

ゾランがなるべくセルビアで採れる材質を使いたいといことで探したWild Pear(1)、Ailanthus altissima(2)を指板に使用しています。これがまた、他のギターではあまり見られない木目、色合いを出しており、心持感触も新鮮に感じます。(ちなみに、(2)は英語名をTree of Heavenと言う)

ヘッドは角度を持ち、トップ・バックとも付き板を張ることで、美しさと強度を両立。また、ユニークな形状はデザイン面だけでなく、各弦に適切なテンションを与えることにも寄与しているようです。
ネックとボディーのジョイント、ヒールレスのシェイピング、ボディーバックでのサンドウィッチ構造など、シェイプの美しさ、ハイポジションまでストレスの無い弾きやすさを実現しながら、強度もしっかりと担保されています。

ゾランのプロダクトはどのモデルも、抱えた時にまず軽さを感じ、無理なくスムースにフィットします。なんだか古い友人との久しぶりの再会で感じる、温かく新しい感覚のような、そんな音楽を生み出せるような予感がします。


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Process

まるで彫刻作品を創り出すように。愛情に満ちた時間のなか全行程をひとりで進めます

ゾランがこだわるのは、“誰かの真似ではなく完全なオリジナルである”ということ。
しかし、それはものづくりの上で最も難しい条件です。
アーティストとしての感性と楽器としての演奏性と音をバランスさせる・・・そのすべてを叶えるには圧倒的な技術力と集中力を要します。

今までのギターにはない個性的なデザインのアイデアは、セルビアの伝統的な挨拶などで見られる“三本指ピース”からインスピレーションを。設計にコンピューターは使わず、どんなときも鉛筆のドローイングから始めます。
その後の彫りの工程、組み立て、着色・・・
彼は、その全工程をひとりでこなし、美しい自然、愛情に満ちた時間の中で唯一無二のギターたちを創り出します。

Zoran sticks to a perfect original instead of imitating others. However, It is the most difficult condition for him. He need an overwhelming technical capabilities and concentration to fulfill the sensitivity as an artist, and to make a balance on sound and performance of the guitar as a music instrument.

The unique guitar design idea was inspired by Serbian traditional "Three fingers peace" greetings. He starts with a pencil drawing to design, completely without computers. Then, he engrave the wood, assembly and finish with coloring. He completely do all the process creating unique guitars by himself under the atmosphere of a beautiful nature and affectionate time.


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About

創るほどに、ギター制作の魅力にとりつかれる。新しいアイディアが溢れ出る毎日。「天職だね」と、彼は言いました

幼いころからアートや創作が大好きだったゾラン。
しかし、セルビアの小さな街にはアートを学べる環境がなく、大学は地質学を選考、その後測地エンジニアとして職に就きました。・・・これが、彼のジレンマのはじまり。

職に就いて三年が経過したある日、幼いころのワクワクした気持ちをふと思い返しました。そして、しだいにその気持ちは大きくなっていったのです。

ゾランは、その気持ちが抑えきれず、仕事のかたわらで工作機械を集め出しました。そして、幼いころの気持ちそのままに、オリジナルで家具やインテリアの制作を始めました。その時のうれしさと言ったら!
ますますゾランは、木工造形に没頭していきました。
・・・そうして過ごしていたある日、音楽を始めた息子から「ギターが欲しい」と言われたのです。

そう、それが、この美しい物語のはじまり。

ゾランは息子のために、誰も見たことのないシェイプのギターを創り出しました。その後は、ごらんの通り。今ではヨーロッパのギターショウに招待されるほどに。
ギター製作の魅力にとりつかれて、セルビアでギターを創り続けているゾランの物語り。

そして、物語のつづきは、あなたの奏でる音色と共に新しいページへ。

Zoran loves arts and creative works from his childhood. But there were no place to learn arts at a small district of Serbia. He choosed to learn geology at the university, and worked as a geodetic engineer. That was the beginning of his dilemma.

One day after his three years working as engineer, he suddenly remembered the most exiting feeling of his childhood. And those feelings are gradually went bigger.

Zoran can't control his feelings, and he began to collect the machine tools. Under his childhood feeling, he make original furniture and interiors. He enjoyed it, and started to be devoted into woodcrafting.
One day, his son who started learning music said, "I want a guitar!".

And yes, it is the beginning of this beautiful story.

Zoran made a guitar for his beloved son with the unique shape that nobody has ever seen . Started from that, nowadays he become famous and invited to guitar shows in Europe. As he is fascinated with guitar creation, Zoran continuing his story making guitar in Serbia.

The sequel of Zoran's story will create a new page together with your playing tone.

The sequel of Zoran's story will create a new page together with your playing tone.

»ゾランによるセルビア語の商品解説
/message from Zoran in Serbian (pdf)

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to be continued
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