by Lincoln Smith
Eastwood ETB500は、これまでのEastwood Artistsシリーズの中で最も野心的なトリビュートモデルの1つです。デッドヘッズにお馴染みの他のモデルに続き、ETB500は再現と革新の間を行き来するイーストウッドの能力を示すマスタークラスと言えるでしょう。プロフェッショナルなルックス、フィール、サウンドを犠牲にすることなく、価格を抑えたモデルに変更することができることを完璧に示しているのです。
The Inspiration
イーストウッド・トリビュート・モデルの中には、過去の生産楽器をベースにしたものもありますが、ETB500は、みんな大好きなジャム・バンドのフロントマンが所有していた、非常に特殊で改造されたトラビス・ビーンTB-500という、たった一本のギターをベースにしています。そのギターは、具体的には、TB-500 #12でした。
オリジナル・モデルは、アルミニウム・ネックと希少なマグノリア・ソリッド・ボディで構成されていました。金属製のネックと比較的柔らかいボディ材により、頑丈でありながら響きの良いモデルとなっており、3基のP-90ピックアップがそれを引き立てています。
そのユニークさに加え、伝説的なオーナーはOBEL(Onboard Effects Loop)と呼ばれるシステムを開発し、ペダルエフェクトの信号をマスターボリューム回路の前にギターを通して、オンボードスイッチから簡単にオンオフできるようにしました。
このOBELは、1976年にカリフォルニア州デイリーシティのカウパレスで、TB-500 #12に搭載されてステージに登場しました。
The Eastwood ETB500
イーストウッドの歴史に詳しい方なら、製品開発の頭脳が常にユニークなギターに惹かれてきたことをご存知でしょうが、TB-500 #12もその例外ではありません。
当初からの目標は、オリジナルのトーンや美観を一切犠牲にすることなく、平均的なギタリストの予算に幅広く対応するフォーマットでTB-500 #12を再現することでした。それがEastwood ETB500の誕生につながったのです。
,http://gdata.youtube.com/feeds/api/videos/erEr8yZ4TOk,,{"playerWidth":"425","useCustom":false,"autoPlay":false,"autoLoop":false,"autoNext":false,"quality":"default","qualityName":"自動","coverImage":""}
Video: Eastwood ETB500 demo by RJ Ronquillo
材料のコストを考えると、答えは明らかでした。柔らかくて高価なマグノリアのボディは、同じように密度の高いマホガニーに、頑丈なアルミニウムのネックは、より手頃な価格の硬いソリッドメイプルに置き換えることができたのです。
素材の変更と同様に、これらの編集は楽器のトーンに影響を与えますが、イーストウッドの頭脳は、新しい素材との組み合わせでTB-500 #12のトーンにマッチするよう特別に開発された、3つのこだわりのカスタムP-90シングルコイル・ピックアップを巧みに補いました。
また、ETB500では、イーストウッドが#12独自のOBELシステムを搭載し、スイッチを押すだけでエフェクトループのON/OFFを切り替えることが可能になっています。
その他、快適な24.75インチのスケールレングス、3つのピックアップの組み合わせが可能な個別のオン/オフスイッチ、調整とセットアップを容易にするフルアジャスタブルSスタイルブリッジなどのスペックも備えています。
,http://gdata.youtube.com/feeds/api/videos/W2gRamNMHQQ,,{"playerWidth":"425","useCustom":false,"autoPlay":false,"autoLoop":false,"autoNext":false,"quality":"default","qualityName":"自動","coverImage":""}