Eastwood ETB500は、これまでのEastwood Artistsシリーズの中で最も野心的なトリビュートモデルの1つです。デッドヘッズにお馴染みの他のモデルに続き、ETB500は再現と革新の間を行き来するイーストウッドの能力を示すマスタークラスと言えるでしょう。プロフェッショナルなルックス、フィール、サウンドを犠牲にすることなく、価格を抑えたモデルに変更することができることを完璧に示しているのです。
そのユニークさに加え、伝説的なオーナーはOBEL(Onboard Effects Loop)と呼ばれるシステムを開発し、ペダルエフェクトの信号をマスターボリューム回路の前にギターを通して、オンボードスイッチから簡単にオンオフできるようにしました。
このOBELは、1976年にカリフォルニア州デイリーシティのカウパレスで、TB-500 #12に搭載されてステージに登場しました。
Photo: Eastwood ETB500
イーストウッドの歴史に詳しい方なら、製品開発の頭脳が常にユニークなギターに惹かれてきたことをご存知でしょうが、TB-500 #12もその例外ではありません。
当初からの目標は、オリジナルのトーンや美観を一切犠牲にすることなく、平均的なギタリストの予算に幅広く対応するフォーマットでTB-500 #12を再現することでした。それがEastwood ETB500の誕生につながったのです。
Photo: Eastwood ETB500's Silver-Painted Maple Headstock
また、ETB500では、イーストウッドが#12独自のOBELシステムを搭載し、スイッチを押すだけでエフェクトループのON/OFFを切り替えることが可能になっています。
その他、快適な24.75インチのスケールレングス、3つのピックアップの組み合わせが可能な個別のオン/オフスイッチ、調整とセットアップを容易にするフルアジャスタブルSスタイルブリッジなどのスペックも備えています。