Dr.Lake Dumble Project -
“Dumble(ダンブル) Amp”は、故:Alexander (Haward) Dumble氏の手によってこの世に産み落とされた、未だに謎の多いカスタムアンプの究極...
ダンブルは、カリフォルニア州ロサンゼルスにて、アレクサンダー・ハワード・ダンブルが1台1台をそのユーザーに合わせオーダーにて製作をしていました。
晩年は、オーダーした人物の音楽性に共感した場合のみ製作を行っていたとの話もあり、そのユーザーには、Eric Clapton、Larry Carlton、Robben Ford、John Mayer、Carlos Santana、Stevie Ray Vaughan、Keith Urban、Steve Kimock、Ben Harper、Eric Johnson、Kirk Hammett、Jackson Browne、Ry Cooderなど名だたるミュージシャンがいた事でも知られています。
そのため、楽器店などに新品で並ぶものではなく、中古市場においては“最も高価なブティックアンプ”と言われており、特に“Dumble Overdrive Special”は7万ドルから15万ドルの間で取引されており、その価値を高め続けています。
ダンブルは、年に2~3台のアンプを製造していました。
ギターサウンドを極めた達人達が時間と金を惜しまずに彼にオーダーしたのは何故か?多くのハイエンドアンプメーカーが手本とするほどの魅力とは何か?
“Dumble Amp Sound”を実際に体感し、その魅力を肌で知り、熱心な研究家としても知られる“Dr.Lake”がその数百ページにも及ぶ分厚い研究資料・情報源を駆使し、国内外のクローンアンプまでをも徹底研究した上で、自身で聴いたあのサウンドを再現すべく製作される本物に最も近いといっても良いであろう究極のオーダーアンプが、この“Dumble Project Amp”です。
※Dumble氏と同様の製作スタイルの為、年に0〜数台の製作となります。
※基本となるアンプを元に、1台1台それに合った部材が見つからないと製作が出来ない為、納期(未定)が長くかかる場合があります。
Dumble Project model.001
ダンブル・アンプのもっとも近年に近い97年頃のモデルOverDrive Specialを再現しようとしたのが、このダンブルアンプ・クローン・プロジェクトです。
このプロジェクトは海外で見られるクローン(もちろんTwo-Rock,FUCHSなども詳細を研究済みです)とは違い、省いた物は全くなく「FET-INPUT」「PRE-AMP BOOST」「ROCK/JAZZ」「MID」「BRIGHT」もしっかり備えていますし、リアパネル上に有るトグルSWの動作まで一緒です。勿論「SIGNAL ACCSES」も完備です。それに一つ一つの部品もサウンド第一に極力入手できるものの中でも選定品を使用しますので貴重なビンテージパーツを多く使用したpoint-to-point配線の完全ハンドビルドになります。
Dumble Project model.002
ラリ・カールトン、ロベン・フォード。。正にあの歪とクリーンの境い目が分からない程表現に追従する上質のエレクトリックギターらしいサウンド、繊細で艶の有るサスティン。。代名詞とも言えるあの芳醇なサウンドを目指して一番謎の多いとされる80年代仕様を70年代のOLDフェンダーBassmanHeadにて製作しました。
プレミアムギターショウ」出展のためDr.Lakeが更に気合を入れ、秘蔵のNOSコンデンサー(今では入手不可のドイツ製など含む)を惜しげもなく使用、一つ一つ付け替えながら音を確認し、適材適所に配置し完成!!
スコット・ヘンダーソンが最近同じアンプでDumbleに依頼した訳がわかります!90年代仕様より大人向き。
Dumble Project model.003
お客さまのオーダーにて、最近のフェンダーカスタムショップ製Custom64Vibroverbをベースにして、80年代仕様でモディファイしました。ストラトでブルース系の音楽をやられるという事をお聞きし、その様なサウンディングもしています。
お客様は今までTS系クローンペダルをお使いでしたが、それでもちょっと物足りなかったブースト系オーバードライブ音がチャンネル切り替え(専用フットスイッチ付き)で今までより良いドライブサウンドが出せるようになりました。
更に、オーバードライブでなく、GainBoostのみで使った時の音が非常に良く、クリーンサウンドがより厚い太いサウンドになるのでブルースには持ってこいになるのを発見!!未だ新しいので今後弾いていく事で更に鳴りが良くなってくる事でしょう。
※回路設計上リバーブは取り除きました。
Dumble Project model.004
ALESSANDRO WorkingDogを母体としたダンブル VS 70年代チャンプのフルアップ歪み=ドミノス時代のECサウンド再現プロジェクト。
クラプトン好きのお客様の「Have you ever loved a woman」の音にというリクエストに可能な限り近付け、結果大変喜んでいただけました!!
※画像はALESSANDRO WorkingDog 1x10"MINIです。
Dumble Project model.005
客さまのオーダーにて、最近のフェンダーカスタムショップ製Tonemasterヘッドをベースにして、Dumble研究のノウハウを駆使して初期~最近のクラプトンサウンドまで網羅するドライブを実現、クリーンサウンドもよりFATなサウンドで高音の痛さを無くし非常に使いやすいサウンドに変身しました。
又、従来の2チャンネルモードを生かしたことでフットスイッチによる切替が可能になっていますし、Vintage-Modernモードを付加し、より張りのある現代的サウンドも出るようにしました。Dr.Lake改造の特徴として貴重なビンテージパーツを使用するためか、音全体にエアー感というか奥行き感が出てくるんですよね。
リバーブが要らないような、シールド一本で弾いていて気持ちの良い音になりました!!新品のアンプじゃないみたいな豊かさがあります。
Dumble Project model.006
今回はいわゆるカールトン・ロベン的サウンドでなく、90年代Dumbleを元によりロックで厚みのあるヘビーで尚且つ切れの良い歪みが出るようにというご要望でした。できるだけお客様の求めるサウンドに近づけるために、理想とされるお好きなアーティストのサウンドをYOUTUBEなどで探して送っていただき、詳細に検討して作り上げました。セミアコ系のギターながら図太いヘビーなドライブサウンドを・・・ 結果的に今まで作ったものの中でも最もゲインの高いものになりました。まずはお客様の要望に応えるべくサウンドに合わせたパーツの変更を何度も重ね、結果、かなり歪ませても輪郭が崩れないサウンドで更にとても奥行きがあり、クリーン~ディストーションの音の変化幅が広く、スタッフも驚愕のサウンド!!
Dumble Project Model.007
Amgegのコンボアンプを母体にして、可能な限り軽い持ち運べるダンブルクローンをコンセプトに製作しました。基本設計は80年代のダンブルを元にしながら、筐体やスピーカー特性に合わせてトーンチューニングしました。ちなみに、Nashのテレで弾くとロベンフォードのようなあのサウンドが出せます!日本で使いやすいちょうど良いパワーも魅力です。
Dumble Project Model.008
Dumble-Ampでも1番ミステリアスな時代の80'sの音をターゲットにしつつ
若い人にも受け入れて貰えるバランスの取れた音を目標に各ステージの部品選定とPRE回路を変更して作り上げて有ります。
特に部品はこだわった部分で一般の真空管アンプで見られるような同一メーカーでただ統一する事無く、あくまでも音を確認しながら選定し今まで作り上げてきたDumble-Amp製作の課程で解ったノウハウを反映させ太く、クリーミーなクリーントーン、徐々に変化して行く歪み音に力を注ぎ現代風に歪みも多めにかかるようにGAINをアップして工夫を凝らしました。トランスの重要性も改めて感じました。
このダンブルアンプ・クローン・プロジェクト、お客様の音の傾向に合わせてのモディファイも可能です、ベースはFenderの銀パネ又はブラックパネル(可能ならOLD)が適しています。Marshall(JCM800が望ましい)ベースでのモディファイも可能です。参考プライスは30万~50万+TAX(モディファイ料金です。アンプ本体は別途料金)となっております。
90年代仕様か80年代仕様、あるいはお気に入りのミュージシャンのサウンドなどお客様のご希望をお知らせ頂き、ご相談して仕様が決まってからの見積もりとなります。 その他、ご相談くださいませ。
*製作後のご返品は出来かねます。可能範囲でのサウンドのチューニングは可能です。(チューニング内容によりましては、別途料金がかかる場合もございます。)
Dumblatorクローンなどの製作も可能です。ご相談下さい。(おおよそ15万円+TAXとなります。)