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Dr.Lake Dyna Comp Mod.とは? 


DynaCompは長い歴史が有り、現在までに基本回路はそのままで受動部品の変更、デバイスの変更が繰り返されて来ています。
最近の物はDynaCompの肝になりますICが生産中止になり、一番近いデバイスに変更になってはおりますが、全く違う品番の物になりましたのでこれまでにない変更と言っても過言ではないかと思います。
とはいえ、それはあくまでも電子的見地からの考察であって、使用するプレーヤーサイドとしては音質に関しては別の話ですので、取り分けエフェクターの動きや音の特性に納得すれば、それらパーツ変更があったとしても、DynaCompサウンドには違いありませんので特に問題の有る事ではないと思います。

今回はそのダイナ・コンプの「音」を改善し、より使いやすくしたうえで、電子的に過去の名機と言われるRoss-Compに近づけた仕様になっております。
 
 

Ross-Compとの違い。

 
MXRとRossの大きな違いとしては、

(1) 使用しているトランジスターが違います、今回はROSSコピーではない為、目指す方向性にとって重要な部分だけを交換対象としています。

(2) 電源フィルターが強化されています、それにより厳密には電子回路動作も多少変わって来るとは思いますが、多分人間が感じ事の出来ないレベルの世界だと思ってもらってよいかと思います。

元々は使用しているICがノイズの多い物だったので、その改良をRossは狙った強化だったのではないかと思います。
 
 

変更点

 
それでは変更点をご説明致したいと思います。
第1にAttack-POTを増設した事でピッキング・ニュアンスをより表現できる様になっています。
第2に音質をよりタイトでクリアーさを目指した改善を致しました。
第3に検波回路、ゲインの電流制御回路も貴重なRoss-Compと同じトランジスターに変更し名機の動作に近づけてあります。

さらにRoss-Comp同様に電源フィルターを強化した事でノイズや動作面でより有利になりました。
また、エフェクトON-LEDを赤から青に変更し明瞭性もアップさせております。

コンプは自分自身も今まで色んなモデルを使用してきましたし、製作してきましたので、その中で自身が使いたいと思える使いやすく、かつギターに特化させた良質なコンプというものをモディファイで再現させていただきました。
 
*個人の主観に基づく仮説も含まれます。
* dayna compはMXRの製品です。