ちょっと面渋いおススメ音楽_2
ちょっと面白いセンスを持った女性ギタリストによる素敵な音楽
漢ギタリストの皆さん、いつも同じフレーズしか出てこなくて煮詰まっていませんか?新鮮さを求めず様式美を追求することが好きな方は、もちろんそれで素晴らしい。
しかし、最近ポップ・ミュージックの世界の中だけでも、センスの良い注目すべき女性ギタリストが活躍していますよ。ちょっとばかり新鮮な刺激が欲しい人は是非聴いてみてください。もちろん女性ギタリストの方、音楽ファンの方にもおススメ。
🌸Madison Cunningham🌸
この人はもう天才音楽家の一人と言って良いでしょう。XTCも彷彿とさせる捻りがありながらも柔らかな肌触りの曲作り。マディソン自身の声に合ったサウンド選びには、独自のダウンチューニングやビブラート・ペダルなども駆使しながら、タイムレスで個性的なポップミュージックに仕上げています。
こちらは、ギタリストとして参加したセッション。Bahamasというアーティストの曲を、あのネイザン・イーストやスティーブ・フェローネという超一流の強者達とリズム隊として支えています。ビザール・ピックアップ付きのテレキャスターによる繊細な音使いが素晴らしい。
🌸Emily C. Browning🌸
数年前に突然又リバイバルしたTears for Fearsのヒット曲を自分流にアレンジした弾き語り。この他にもオリジナル曲やセンスの良いカバー曲アレンジバージョンを複数アップしています。ギターアレンジだけでも参考になります。
最近人気のCory Wongとの共演でも知られています。
🌸Margaret Glaspy🌸
個性的なポップソングを歌うマーガレットはナチュラルなギターサウンドが素晴らしい。この曲は正にギター愛があふれた楽しい曲、MVも最高です。普段メインで使用している白いテレタイプはパートナーであるJulian Lageから譲り受けたものか?
🌸Emily Elbert🌸
小柄なのに大きな335を完璧に操っていますね。ランディ・ニューマンのピアノ曲をギターにアレンジして弾き語り。見事に世界観を捉えていて素晴らしいですね。さらっと弾いているけど、相当技巧に優れていないとスムーズに弾けないと思います。
ちなみに、天才Esperanza SpaldingのバンドEmily’s D+Evolutionにも入っていますが、このバンド名のEmilyってひょっとして?
🌸Nai Palm🌸
ネイ・パームはもう、ランディVを選んでクリーントーンでテンションコードばりばりで、複雑なリズムの曲を弾きながら歌うってだけで、ひれ伏して降参です!
こういったギター選びの自由さこそ輩、漢ギタリストが学ぶべきことかも。まず形から解放されよう!
こちらは弾き語り。
ともすれば保守的になりがちなギターの世界ですが、この方々の様に自由な感性があれば、ギターミュージックの可能性が拡がりますね。