世界のトップアーティスト達にも認められたピックアップブランド!Cream T Pickups!
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今まではギターブランド、ギター本体を中心に紹介してきましたが、今回はちょっと違います!
皆さんは「ギターの改造」をしたことはありますか?自分の自慢のギターをもっと良い音に、もっと自分好みに、もっと自慢できるギターにしたい…!と考えたことのある方はきっと多いはず!当店にも様々なお客様から改造のご相談を頂きますが中でも1番人気の改造が、そう!「ピックアップの交換」です!
弦の振動を電気信号に変換する、いわばマイクであるピックアップは、ギターのサウンドに直結します。ピックアップにも様々な種類やモデルがあり、歪みに強いタイプや、ヴィンテージサウンドに近づけたモデル、一風変わったサウンドを醸し出すモデルなど、様々なモデルが様々なメーカーから発売されております。そのため、自分の求めてるサウンドを意識して作成されたピックアップに乗せ換えれば、お持ちのギターをより自分好みのサウンドに近づけることができます!
ピックアップ改造がなぜ人気かはなんとなくお分かりいただけましたでしょうか…(笑)今回はそんなピックアップブランドの中から、当店直輸入製品であるイギリスのハンドビルドブランドをご紹介させていただきます!その名も…
Cream T Pickups!
Cream T Pickupsは、Thomas Nilsen氏による手巻きのギターピックアップメーカーです。このブランドの凄いところは、様々な超大物アーティストのピックアップを製作し、実際に使用されているということ!例を挙げると、Billy F GibbonsやKeith Richards、Jeff Beck、Derek Trucks、Joe Bonamassa、Keri Kelli、Gregg Braught、K.K Martinなど…この並びだけでも腰を抜かしそうになります(笑)そんなトッププロにも信頼され、愛されているブランドなんです!
Cream T Pickupsの歴史を簡単にご説明させていただきます。
Cream T Pickupsの創立者、トーマス“Toneshaper”ニールセンはノルウェーの出身で、青春時代の多くをギターの演奏と電器いじりに費やし、めきめきと演奏、リペアの腕を上げていきました。そんな中、1992年にオリジナルP.A.Fの生みの親セス・ラヴァーと偶然にも会う機会を得て、トーマスはセス・ラヴァーにどうやってあの素晴らしいP.A.Fピックアップを生み出したのか訊ねました。セス・ラヴァーは「それは君自身が考え、プレイし続ければそのうちわかるはずさ」と答え、その瞬間、トーマスは彼からバトンを渡されたと感じたのです。
その後1995年よりプロの楽器の製作者として活動を始め、ヴィンテージピックアップのダイナミックかつ透明感に溢れた音色を、自らの手で創り出すための探究を始めました。様々な資料を読み漁り、研究に研究を重ね2009の初頭、トーマスはついに核心に到達しました。そして作成した試作品を、Billy GibbonsそしてBilly Gibbonsの愛機Pearly Gatesサウンドを知り尽くした、ZZ TOPのギターテックであるエルウッド・フランシスへと送りました。その結果…
ZZ Topからトーマスの元に3セットのものオーダーの依頼が舞い込みました!それ以来、トーマスがピックアップを開発しBilly Gibbonsがテストするという良好な関係は続いています。そして、満足がいく品質と個性を持っていると判断された製品が現在も販売されております。
…Cream T Pickupsは、Billy Gibbonsとかなり親密に繋がりのあるメーカーなんです!そんな品質、名実ともに十分なCream T Pickups!いよいよモデルの紹介をしていきます!!
まずはCream T Pickupsの代名詞ともいえる「SCAN」、Billy Gibbonsの愛機「Pearly Gates」として知られる59 ‘Burst’のサウンドを再現した、プレミアムピックアップセット「SUPER SCANNER」シリーズから、第一弾「WhiskerBucker」!
ピックアップのルックスもクオリティ高いですが、、、それと同じくらい箱のクオリティが高い…!さすが高級ピックアップ、外箱へのこだわりも強い様子が伺えます。付属品には弦やピックが!これはちょっと嬉しい。
こちらのSUPER SCANNERシリーズはCream T Pickupsが独自に開発した特許取得済みのアナログ・スペクトラム・レコーダーを使用し、100%鏡像で再現しております。ZZ Top、ビリー・F・ギボンズのファンの方にはたまらない1品です…!
気になるお値段ですが…コチラのモデルは¥62,590(税込)でございます!ビリー・F・ギボンズのあの伝説的なレスポールサウンドに近づけると思えば、納得のお値段かと思います!
先ほども記載させていただきましたが、Cream T Pickupsが開発した新技術で、伝説的なギターピックアップのスキャン、プロファイリング、100%レプリカの再現が可能になりました。この技術はピックアップ市場に革命を起こしたといっても過言ではありません…。
SUPER SCANNERシリーズでは、他にも歴史的なギターのピックアップをスキャンしたモデルがございます。よりヴィンテージなサウンドを追い求める方、必見のピックアップばかりです!↓
- Bernie Bucker
- Geoff Whitehorn’s ’57 GT
- ‘Scan 1’ 1959 Burst Humbuckers
- ‘Scan 2’ 1959 Burst Humbuckers
- ‘Scan 3’ 1959 Burst Humbuckers
- ‘Scan 4’ 1957 Gold Top Humbuckers
そしてそして!Cream T Pickupsにはこんな見た目から面白いモデルもございます!それがこちらのBanger & Mash!
なんだこれ!?と二度見してしまうルックスです!(笑)よく見ると、テレキャスターのフロントピックアップが2つ繋がっているのがお分かりでしょうか?
こちらのモデルの名前はマッシュポテトとソーセージで作るイギリスの伝統食、バンガーズ・アンド・マッシュから名づけられているのですが…検索していただければなんとなくこの名前に名付けられた理由が分かるかと思われます(笑)
こちらのモデルは、あのローリング・ストーンズのキース・リチャーズと、キース・リチャーズのギターテックであるピエールが持っていた、2つのテレキャスターのフロントピックアップからハムバッカーを作るというアイデアを基にCream T Pickupsのトーマスも協力して製作が開始されたものとなります。
製作後初めにキースリチャーズに認められたこちらのピックアップは、彼のGloria Telecasterに取り付けを行いました。その後、こちらのモデルBanger & Mashは、ハムバッカーを搭載したあらゆるギターに合うように改良され、現在販売しているモデルとなりました!現在のモデルでは、ヴィンテージのNoCasterピックアップをベースにPAFの周波数ベースを加えて製作されております。
あのキースリチャーズが認めたピックアップという説得力はすごいですね…。サウンドはお墨付きなうえに、ルックスも面白い!良質かつちょっと面白いハムバッカーをお探しの方へオススメです!
どうでしょうか?少しずつCream T Pickupsの凄さ、面白さに気付き始めてきたのではないでしょうか!?
最後に、世界のトップアーティストとのコラボレーションによって生まれたピックアップを2機種紹介させていただきます!こちらの2機種はアーティストと密接に協力して、彼らが望む音色を実現してきたCream T Pickupsの信頼の高さが伺えます!
こちらのモデルはあのデレク・トラックスのギブソン・カスタム・ディッキー・ベッツSGアーティスト・プルーフ#4に実際に当されているモデルとなります。
デレク・トラックスといえばスライドギターの名手として名高く、近年ではジョン・メイヤー、ジョン・フルシアンテと2人とともに現代の3大ギタリストの3人に数えられるほどのスーパーギタリスト!そんな世界を代表するミュージシャンズ・ミュージシャンも愛用しているハムバッカーピックアップです!
続いてはこちらのJB Bolero!
こちらはCream T Pickupsが2012年にジェフベックのために製作したシングルコイル・ピックアップです!
ジェフベックといえば…ギタリストであれば1度は聞いたことのある名前だと思います!日本ではエリック・クラプトン、ジミー・ペイジと並び、3大ロックギタリストの1人とされている伝説級のギタリストです!
海外はもちろん、日本でも多くのファンがいるジェフベック。彼にあこがれてストラトキャスターを使っている!というギタリストの方もきっと多いかと思われます。そんなジェフベックも認めて実際に使用しているピックアップになります!ファンの方にはたまらない1品ですよね!あのトーンを手に入れるチャンスです…!
本日はCream T Pickupsの歴史と、代表するモデル数種類を紹介させていただきました!
Cream T Pickupsには他にも魅力的なモデルが多数ございます!キャパシターなどの製作も行っているので、もしちょっとでも興味をお持ちでしたら下記当店ホームページをチェックしてみてください!
https://apollonmusic.com/creamtpickups/
ピックアップ交換で、あの憧れのアーティストの音に近づけたり、自分の自慢のギターをもっと自慢できるギターに改造しちゃいましょう!
本日もご精読ありがとうございました!