燕三条産 チタン ステンレスピック!監修にはギタリストの坂本夏樹さん!
あぽろんのブログへようこそ!
皆さんピックってこだわってますか?
こだわりだすと完全な沼コースですが、今回は更に泥沼へ誘ってしまうかもしれない逸品をご紹介!
その名も「Den metal PICK」
製作は金属、金物の街として全国的にも有名な新潟は「燕三条」産。Made In Tsubame Sanjo。
包丁や金属加工品はもちろん初代IPhoneの背面磨きや最近ではアウトドア製品で人気のSnowPeak製品製作など
多種多様な金属製品、加工で全国有数の街です。
実はこのピックは数年前から開催されている「工場の祭典」という燕、三条の町おこしイベント内のワークショップで製作されていた物になります。この度いろんな縁があり(本当にいろんな縁がありました!)
あぽろんで販売させていただくことになりました!
更に!
監修にはプロギタリストの
「坂本夏樹」さん
が携わっていただいてます!!
ここで坂本夏樹さんの簡単なプロフィールを。
「12歳の時にたまたまTVで見たWoodstock1999の中継に衝撃を受け、地元の楽器屋さんへ走る。
高校卒業翌日、上京と同時に知人の紹介でスタジオミュージシャンとしての活動を開始する。チリヌルヲワカ、She Her Her Hers、Over The Top、等でのバンド活動を経て、プロデューサー、スタジオミュージシャン、そして得意の話術も駆使し、様々な楽器メーカーのデモンストレーターとして活躍中。」etc・・・・
かなり割愛させていただきましたがその他雑誌でのコラムなど一線で大活躍されているギタリストさんです!
https://smashroom.com/natsuki-sakamoto/
そんな坂本さんと燕三条の工場が製作したピック!実際に坂本さんが工場に出向き、形を決め、金型を造り、いろんな金属で試作し・・今回のピックが誕生しました!
ピックは2種類!では見ていきましょう
まずはこちら!
素材はチタン製。形はティアドロップより少し小さめで厚みは約1.0mm。
小さめなんですがグリップ感、ホールド感は問題ないです。この辺はサカモトさんの監修が効いてます。
肝心のサウンドですがギャリっとした感じが一般的なデルリンなどの素材とは違い、アタック感が増しつつ
軽快なサウンドの印象。
ギターってこんな音出るのね!まだまだ奥深い世界です。
お次はこちら!
素材はステンレス製。なんですが!実は一つ特徴があります。
それが「黒染め」です。
メッキ加工ではなく素材の化学反応を活かして金属自体に染め加工を行う黒染めが施されてます。
なのでどんなに削れても黒の部分がはがれることはなく使えば使うほど独特な風合い、「味」が出てきます。
この「黒染め」、加工が難しく燕三条の工場含め全国的にみても希少な技術なんです!
黒染め加工技術を開発するために三年(!!)を費やしたとのことです。
形はチタン同様ティアドロップを少し小さめにしたようなシェイプ。厚みは約1.0mmです。
こちらもアタック感+重厚感のあるサウンドが特徴。チタンよりも更に厚みのある音がでる印象です。
どちらのピックも「音に厚み」が増す印象です。
そしてこの形が弾けば弾くほどなじんでくる・・このグリップ感ナイス。
経年経過も楽しめて、2年ほど使用しているプレイヤーさんのピックを見せてもらいましたが
弦にあたる部分が良い感じに削れていてプレイヤーさんのプレイスタイルに馴染んできているようでした。
サイズ比較はこちら↓
通常のティアドロップよりちょっと小さめです
価格は・・
チタン製が2,750円
黒染めステンレスが2,200円
どちらも税込み
となってます。
おススメはやはりエレキギターです。アコギですと少しギラギラ感が強いかな~と思います。
六本の狂った鋼の振動を更に狂った振動にしてくれる そんなピック。
最後に坂本夏樹さんからのコメントをどうぞ!
「形はまだまだこれから考えないといけませんが、金属の種類は燕三条で扱われているものはほぼ全て試しました。その中でピックにむいていると感じたのがステンレスとチタンです。ステンレスピックは、重みがあるので、これぞ金属、という重厚感と芯の硬さが得られます。チタンピックは、硬いけれども軽いので、清涼感のあるすっきりとした音抜けが特徴です。」
坂本さんありがとうございます!
これはまだまだ続編ピックがあるかも!?!?!
今回このピック製作に携わっていただいた工場にも見学に行かせていただきました。技術ももちろんですが皆さんのものつくりの熱意を感じました。この見学の様子もいずれ記事にしたいと思います。
ギターの世界はまだまだ奥深い!
ちょっと面白いピックのご紹介でした。
ご精読ありがとうございました!