あぽろんのブログ

カナダで製作されるValcoPedals!あのプレミア化してるペダルをトリビュート!まずはこのモデルをご紹介♪

あぽろんブログへようこそ!

デカいエフェクターって良くないですか?近年はエフェクターも、ペダルボードも小型化が進む一方ですがまるで逆行してるかのようなエフェクターブランド”ValcoPedals”(以下Valco)を今回ご紹介!
デカさが売りではないのですが・・フラッグシップの3機種の筐体がデカい!まずはそのインパクトにやられます。

今回はその中から1モデルをご紹介!
「BLOOD BUZZ」


こちらのモデルは市場希少、プレミア化してるLovetoneのCheeseSourceインスパイアモデル。
サイズまで再現してるのはいろんなエフェクターメーカーありますがValcoだけではないでしょうか。

Valcoオフィシャルページを引用すると
「伝説的なLovetone Cheese Source™ペダルへの我々のモダンなトリビュートですが、EQ全体を改善し、その汎用性を拡大するためにいくつかのモダンな微調整が施されています。オリジナルに馴染みのある方はすぐに馴染めるでしょうし、そうでない方も銀行ローンを組まずに自分自身で発見することができるようになりました。」
オリジナルのCheeseSourceは相場で大体15万円くらいになってますので約1/3で購入できるBLOOD BUZZは手の届きやすいモデルということですね。

各セクションをみていきましょう。
まずは左側FUZZセクションです。各ツマミはシンプルでFUZZ-TONE-LEVELとエフェクターを使用してきている方なら直感でも触れる仕様です。ポイントとなるのはVOICEです。こちらのツマミでFUZZサウンドの音色を決めていきます。


お次は右側DRIVEセクション。こちらもFUZZセクション同様シンプルでDRIVE-TONE-LEVEL。そしてVOICE。
こちらもエフェクターにはなじみの多い仕様となってます。


入出力はINPUT,OUTPUTとは別にFUZZ OUT ,DRIVE INがあり各セクションを個別に出力することなどができるようになってます。



それではサウンドインプレッション!
まずはFUZZをON。VOICEはOFFに設定。ツマミはFUZZとLEVELのみ効きます。設定次第でFuzzらしいジリジリ感と爆音感が得られます。FuzzFaceをかなり使いやすくしたような印象です。Fuzzツマミの幅もかなり広くフルにするとこれぞFUZZ!というサウンド。最小にしてもクリーンサウンドが出力されます。
お次はVOICEを1に設定。TONEが効きます。Mid帯域1kHzを持ち上げてます。なんかBigMuffっぽくなります!ただBigMuffよりmid感が弱く少しチープなFUZZサウンド。味がありますね~。
続いてVOICEを2に設定。TONEがより普通の効きになります。系統はBIgMuffっぽいですがこちらの方が1に比べると低域感も加わり扱いやすい印象。音量も調整しやすいのでこの2が一番扱いやすいかなという感触。
最後にVOICE 3。このモードがある意味一番FUZZっぽいかもしれません。俗にいうベルクロFUZZ, GatedFUZZです。このモードの時にFUZZツマミを上げていくとよりゲートが閉まっていきます。ゲインが低くどう扱うのがベストなのか。。そんな実験的に作れるFUZZです。クセ強めですがとても好きなFUZZサウンドです。
かなり幅広いFUZZサウンドが創れます。どれか一つはハマるFUZZサウンドを見つけられる!はず。

続きましてDRIVEをON。VOICEのOFFでDRIVEとLEVELのみの調整。VOICE 1でTONEも調整可能に。VOICE 2は低域を少しカット。VOICE 3では更に低域をカット。全体を通してゲインは低くMODEを1~3に変化させると低域をカットしていくので歪量も合わせて落ちていく印象があります。
低域がカットされるのでカッティングにも使えますし、意図的にチープなサウンドを狙うのもあり。
汎用性はないかもですがこれにしかないサウンドありますね。
このオーバードライブなんというかブルースロックなんです。バンドでいうとWhiteStripesやTheBlackKeysなどあの手のサウンドを狙うのにおススメです。

そしてFuzzとDriveの同時がけもできますがこれは本当サウンドの幅が広くて楽しい反面、悩む楽しさもあります。
デフォルトだとFuzz→Driveとなってますが例えば・・
DRIVE IN→OUTPUT→INPUT→FUZZ OUTと接続するとDRIVE→FUZZの接続順になるのでさらにサウンドの変化が楽しめます。


またスイッチャーなどをご使用の方はそれぞれのエフェクトを個別にセットアップすることも可能です!使用の幅も広がるんです!
おススメはDRIVE→FUZZの接続にして DRIVEセクションは「DRIVE 16:00 TONE 12:00 LEVEL 適時 VOICE 1」
FUZZセクション「FUZZ 17:00 TONE 12:00 LEVEL 17:00 VOICE 3」これでGatedFUZZ特有のぶちぶち感をピッキングニュアンスを活かしながら弾くことができます。Fuzz使ってるなーを体感できますよ。

単純に筐体がデカいだけではなくサウンドも、利便性も高いモデルとなっています。
価格は55,000円(税込み)です!
https://apollonmusic.com/eastwood/efector/valco/bloodbuzz.html

本家Lovetone CheeseSourceを購入する約1/3の価格、2in1のペダルと考えるとお得かも!?

是非ご検討ください。
この度もご精読ありがとうございました!




Please Share!