あぽろんのブログ

リアルなヴィンテージ感のあるルックスが良い!Franchin Guitarsのテレキャスターモデル「Mars」を紹介!

ちょっと面白い楽器店あぽろんのブログへようこそ!

2021年10月より当店自慢の直輸入ギター、ベースを中心にブログを本格再開して、それ以来お客様より「ブログを読んで来ました!」というお声や、「ブログを読んで興味を持ちました!」というお声を頂く事があり、大変うれしく思っております!いつも当店のブログをお読みいただいている皆様、ありがとうございます!

10月に初めて直輸入ギターに関して投稿した題材が、イタリアのハンドメイドギターブランドFranchin Guitarsのストラトキャスタータイプの「Mercury」でした!当社としても取り扱いを始めてまだ日の浅いブランドではありますが、最近では様々なお客様からお問い合わせを頂いていたり、少しずつ認知度が高まっているようでとても嬉しいです!

そして先日…新たにFranchin Guitars TLタイプが入荷致しました!!

驚きのクオリティと、驚きの価格に思わずスタッフも購入を考えてしまうほど…(笑)さっそくご紹介させて頂きます!!

Franchin Guitarsの概要等は前回ブログよりご確認頂けます!

https://apollonmusic.com/blog/?s=Franchin

それではまずは…テレキャスタータイプの、モデル名「Mars」の1本。Franchin Guitars Classic Aged Mars Butterscotch Blondeの紹介です!

はい、カッコイイ

伝統的なバタースコッチブロンド…昔も今も相変わらず愛され続けている、大人気のカラーです!Body材にはAmerican red alderという赤みを帯びたAlder材が採用されております。
実は当初Ash材を指定していたのですがウッドショックの影響もありFranchin側から「Ashで出来るけど納期伸びちゃうから特別な木材をストックしてるからこれでどうよ」と提案をもらったちょっと特別な一本です!

塗装の質感はこんな感じです。グロス仕上げのエイジド加工が、リアルなヴィンテージ感を演出しています!グロス仕上げでヴィンテージライクなルックスのブランドは他ブランドでもございますが、お客様からは「どのブランドよりもエイジド具合がかっこよい」、「質感が良い」、「渋い」、「やべぇ」など高評価頂いてます。

ボディ裏はこんな感じです。表と同様、素晴らしい仕上がりです。ネックプレートもオリジナルの物で、「Franchin」の文字が確認できます。

続いてネック!ネック材、指板材ともにMaple材が採用されており、サテンフィニッシュ仕上げとなっております。指板面の色合い、ネック裏のエイジド加減は、実際に弾き込まれてきたかのような貫禄のある仕上がりとなっております!その一方でポジショニングマークは小さめめの、6弦側に配置されている珍しいデザインとなっており、ヴィンテージ感の中にモダンさも感じるとることが出来ます。

ヘッドはFranchinおなじみの2段デザイン。ロゴのデザインも相まってとてもスタイリッシュなルックスです。

ピックアップにはリア、フロント共にFranchin製のオリジナルピックアップ、alnico5 staggered hand woundというモデルが搭載されております。変わった仕様等はなく、通常のシングルコイルになります。ブリッジには伝統的な3連タイプのブリッジが採用されております。

コントロールは通常のテレキャスターと同じく、3Way、1Vol、1Tone仕様となっております。

こちらのコントロールプレートにノブ、そして先ほどのブリッジやペグなど、各種金属パーツのエイジド加工も非常に素晴らしい。ただ錆びさせたりするのではなく、実際に弾き込まれたら付いてしまうであろう傷を着実に再現しております。この技術力はさすがFranchin!

それでは実際に弾いてみます!

抱えてみると、標準的な重量を感じます。測ってみると、約3.5kgでした。重量に関しては、前回記事で紹介したストラトモデルにも同じような印象を抱いており、これはFranchinの1つの特徴だと感じております。軽量ということを長所として打ち出しているブランドさんが多いですが、この標準的な重量に安心感を覚えるプレイヤーさんも多いのではないでしょうか…!

ネックを握ってみると、前回記事で紹介したストラトモデルはネックが薄くモダンな印象だったのに対して、こちらのテレキャスターモデルはややファットな印象です。かといって「太すぎる!」というわけではなく、丸太ネックは好みではないがコードやフレーズによっては握りこんで弾くというプレイヤーさんにはちょうど良い太さかと思われます。ハイフレでも程よいグリップ感を保っており、ハイフレでも安定したプレイが可能です。

実際にアンプを繋いでまずはクリーンで音を出してみると…これぞテレキャスター!なサウンドがします!音の粒がハッキリしており、コードやアルペジオを弾いた際の音の分離感がとても気持ちが良いサウンドです。弦のテンション感も丁度良く、テレキャスターといえばのジャキッとしたカッティングももちろん可能です。

歪み系のノリも非常に良く、強めのオーバードライブくらいであれば音がつぶれることもなく、疾走感のあるドライブサウンドを出力します。程よいネックの太さも相まって、思わずコードをガシガシをかき鳴らしたくなってしまいました!

いかがでしたでしょうか!ここまでルックス、サウンド、双方ともに長けているブランドはなかなか見かけないのではないでしょうか。シンプルに「良い」テレキャスターをお探しの方にオススメです!

個人的には分離感のあるクリーンサウンドや、疾走感のあるドライブサウンドを聴いて、スリーピースバンドのギターさんや、ギターロックのバンドのギターさんにぜひ使ってほしいギターだなと思いました!その一方で逆にエフェクターをバンバン繋いだり、ファズをかましてみたり…なんかも面白いと思います。

さて、こちらのテレキャスターモデル「Mars]のお値段ですが…なんと¥276,100(税込)です!ハンドメイドブランドでこれは安い!これだけクオリティの高いエイジド加工が施されているブランドでは30万円を超えるところがほとんどですが…Franchinではこのお値段です!30万円以上はちょっと手が出せない…とお悩みの方、結構いらっしゃると思います。そんな方にもオススメのブランドです!

今回紹介した商品は下記URLよりご確認頂けます。

https://shop.digimart.net/shopmaster/inst/search/detail?instId=7517560

今回紹介させて頂きましたFranchin Guitarsではオーダーも行っております。詳細は下記URLより当店ホームページをご覧くださいませ!

https://apollonmusic.com/franchin/

更に今回の便では、テレキャスターモデル「Mars」に加え、ジャズマスターモデルの「Neptune」の入荷もありました!そちらに関しての紹介はまた次回…!

今回もご精読ありがとうございました!

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