イマジネーションを与えてくれるトラベルベース!Wing Bassについてご紹介!今回紹介する個体は”POG”入りです!
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数々の”ちょっと面白い”楽器を取り扱っているあぽろんですが…その中でも来店したお客様が「なにこれ!」「初めてこんなベース見た!」「どうやって演奏するの?笑」など、見た目のインパクトから様々なリアクションを頂く事が多いWing Bassについてご紹介!
まずはどれほどのインパクトのあるルックスなのか…見て頂きましょう!
Wing Bassの写真がコチラ!
こ…これは!?
思わず驚いてしまうルックスですよね!笑
いったいどうやって演奏するのか…なぜこんな形をしているのか…Wingのストーリーも交えつつ、解説していきます!
Wingこと、Wing Instrumentsはアメリカのベース、ギターブランドです。Wingは全てアメリカ国内にてハンドメイドで製作しています。トラベルベースとして旅行先などはもちろん、航空機内にも持ち込めるサイズ、軽さで設計されており、まさに「どこにいても」演奏できる設計。
スモールサイズながら、銘木系のセレクトされた上質なトーンウッドを使用し、バルトリーニやウィルキンソンなどプロの間でも信頼性の高い一流のエレクトロニクス・パーツだけを持ちいられており、単なるトラベルギターやベースとは違い非常にハイエンドな造りになっております。
Wingは自社の楽器によって、全く新しい音楽や奏法が生まれることを望んでいます。その思惑通りWingは弾けば弾くほど新たなイマジネーションを与えられる楽器です。
「ベース」「トラベルギター」の概念を覆し、もはや新しい楽器ともいえるWing。それでは楽器本体の形状を見ていきましょう!
まずは表から。WingのボディにはMahoganyかBlackLimba(Korinaに近い木材)が基本的に採用されております。こちらはMahoganyボディの個体です。厳選された発色、木目ともに美しい木材を採用しています。
私の手と比べるとこのサイズ感…どれだけ小さく設計されているかお分かりいただけますでしょうか。
通常のベースと比べると1/3程のサイズ感です。
裏面もMahoganyのブラウンカラーが映える仕上がりに。指板裏に当たる部分は演奏性を上げるため、まるでボディのコンター加工の様な処理が施されております。カーブの処理も非常に丁寧で、触り心地が良いんです…!
指板にはMapleかMorado(Rosewoodに近い木材)が基本的には採用されております。こちらの個体ではMaple指板を採用。なんとバーズアイがビッシリと入っています!良い木材だけを厳選して使用していることが分かります。
ピックアップにはbaltorini製を搭載。小さいボディにこのゴツめのデザインが逆に格好良いですね…もちろんサウンドの面でもbaltoriniを採用している理由があるのですが…それは後ほどご紹介いたします!
こちらの個体にはWingの人気オプション、「NanoPOG」をインストールしております。この段階でハッとしたかもいるかもしれませんが、詳しい機能に関しては後ほど解説します!
チューニングはボディ下から。一見チューニングしにくそうですが、実際使ってみると細かいところまで合わせやすくかなり使いやすいんです!
ここまで仕様に関してお話しさせて頂きましたが、さて、こちらのWingベース重量何キロだと思います?
重量はなんと…驚きの約2.1kg!
このサイズなのでそれくらいだろ…と思われた方も居るかもしれませんが、持ってみると改めてその軽さそして小ささに驚きますよ(笑)
それではいよいよこのベースの演奏面、サウンド面に関しての説明を…
まずチューニングですが、基本的には通常のベースと同じく、E,A,D,G…5弦はBとして使用します…
が!
特に決められたチューニングはありません!
好みのチューニングにセットして思いのまま演奏を楽しんだり、オープンチューニングにしてみたりなど、普通のベースではないからこそ、自分だけの弾き方、セットアップを見つけていくのも良いです!
通常のベースと同じチューニングでサウンドを出してみると、通常のベースよりもオクターブの高いサウンド。ローが出ている感覚は普通のベースと比べると流石に少ないですが…さすがバルトリーニ製ピックアップ、パワフルです。非力さは感じません。
11フレット以降というコンセプトの設計でありながら17フレット仕様なので、通常のベースよりも高い音域をベースサウンドで攻めることが出来ます。今までに聞いたことのないベースサウンドからどんどんインスピレーションが湧いてきます!
低音弦と高音弦を同時に弾いてコードやアルペジオ弾きなど、ギターの様に演奏するのも良いですね。空間系のエフェクトガンガンかけて幻想的な音楽も作れそうです。
続いてはこちらの個体に搭載されている「POG」について!
Electro-Harmonix Nano POGというエフェクターをご存知でしょうか?このエフェクターはオクターバーと呼ばれるエフェクターで、オクターブ上、オクターブ下の音を追加できるという優れものなのですが...なんとこのエフェクターがそのままWing本体に搭載されているんです!(笑)
3つのコントロールでドライ音、オクターブ上、オクターブ下を好きなように調整でき、オルガンのような重厚なサウンドから、12弦ギターのようなきらびやかなサウンドまで、Wingの可能性をさらに広げます!これを足元ではなく手元でコントロールできるのかなり楽しいです!!!
今回はWingの代表的モデル、Wing Instruments Classicについてご紹介させて頂きました!気になるのはやっぱりお値段ですよね…?
今回紹介させて頂いたPOG入りの個体の価格は…¥ 226,600(税込)です!また、オプション無しの5弦モデルですと価格は¥182,600(税込)!1度触ればこの価格も納得のクオリティ!
いつでもどこでもベースが弾きたい!新たな音楽を開拓したい!既存のベースでは物足りないそこのあなた!是非このWingベースオススメです!
最後にWing Instrumentsの公式Youtubeチャンネルに掲載されている演奏動画の数本ご紹介させて頂きます!慣れるとこんな風に弾けるようになります!
Wingの在庫はコチラ👇
https://www.digimart.net/search?shopNo=149&keywordAnd=Wing
Wing Instrumentsのホームページはコチラ👇
https://apollonmusic.com/wing/
本日もご精読ありがとうございました!