【日本製】稲工房 SJ Type 2007年製 /USED

378,000
新潟県長岡市に工房を構える「稲工房」のギターが中古で入荷しました。
ギター製作家・稲川靖市氏が手掛けたオールハンドメイドギターです。
本機はルシアー界の頂点とも言われるERVIN SOMOGYIのギターを稲川氏が研究し制作した一本となっております。
ボディバックは3ピース構造となっており、サイドバックは美しい杢目の出たサイアミーズローズウッドを、3ピースのセンターにはこちらも杢目の美しいココボロ材が使用されています。
サイアミーズローズウッドはインディアンローズウッドやブラジリアンローズウッドよりも比重が高い材となっており、豊かな低域とサステインを生み出します。
またトップのスプルースは非常に薄く仕上げられており、より豊かな鳴りが引き出されています。
ボディバックには繊細且つ豪華なインレイが施され、さらにヘッドトッププレートには様々な木材を組み合わせたモザイクテラコッタが貼られており、芸術的な美しさも持ち合わせています。
ネックは高級材・ホンジュラスマホガニーを採用。
ナットは現在入手困難となっている超希少材・象牙に黒檀、メイプル材を組み合わせた独特の材にスキャロップが施されております。
さらにサドルにも象牙を使用しているという非常に贅沢な仕様です。
また、稲川氏が制作するギターの大きな特徴として、全弦のオフセット&ネック仕込み角の工夫がございます。
全ての弦を若干低音弦側にオフセットし、さらにネックの仕込みをあえて向かって右方向(高音弦側)に僅かに傾ける事で、全ポジションで親指で6弦ルートを押さえやすくなることに加え、高音弦の弦落ちを防止しています。
特にソロギターを弾くプレイヤーにはありがたい工夫です。
こちらのギターは1点モノとなっております。
是非この機会にお手に取ってみて下さいませ。
~ギター制作家・稲川靖市氏について~
新潟県長岡市在住。
和楽器(太鼓等)を製作する職人を父に持つ家庭に生まれる。
塗装業で働く傍ら数々のギターのリペア等で腕を磨き、25年ほど前にギター制作を開始。
現在もリペア業を行いつつ独学で様々な高級ギターやヴィンテージギターを研究・解析し、上質なギターを製作し続けている。
・スペック
ボディトップ:シトカスプルース
ボディサイド:サイアミーズローズウッド
ボディバック:サイアミーズローズウッド/ココボロ3P
ネック:ホンジュラスマホガニー
指板:エボニー
指板幅:ナット部で約44mm
スケール:約645mm(実測値)
ナット材:象牙/黒檀/メイプル積層
サドル材:象牙
ブリッジ:エボニー
ブレーシング:フォワードシフテッドX
塗装:オールラッカー
☆出品時の商品の状態☆
ネック :ほぼストレートの状態です。
トラスロッド:左右ともに回す余裕がございます。
フレット残量:全体的に見て7〜8割ほどです。
傷や汚れ等 :全体的に傷や打痕があり、やや使用感があります。
その他 :
・ボディトップのセンターの継ぎ目に若干の隙間がございますが、割れには至っていない(押してもずれる等はない)ため通常使用に問題ございません。
・過去にピックアップが取り付けられており、エンドピン穴が拡張されています。
現在ピックアップ一式は取り外されており、エレアコとしての機能はございません。
付属品:なし(本体のみ)
〜保証について〜
弊社半年保証対象です。